いかと冬瓜の煮物

いかと冬瓜の煮物

夏バテや口の渇きは、
疲労がたまる原因になります。
体を潤す冬瓜と疲労回復に
効くいかの組み合わせで、
季節の変わり目を乗り切りましょう!

難易度 :

難易度:星

調理時間 : 約20分

材料(2人前)

250g
250g
1丁
大さじ1

400cc
大さじ4
大さじ4
大さじ3
小さじ2
10g
適量

調味料まとめA

作り方

  • ❶冬瓜は皮をむき、ワタをとって食べやすい大きさに切る。小鍋に入れ、かぶるくらいの水を入れたら火にかけ、沸騰したら弱火で約10分下ゆでしておく。

  • ❷いかは大さじ1ほどの酒をふりかけておき、少し置いたらキッチンペーパーで軽く水気をとっておく。厚揚げは食べやすい大きさに切っておく。

  • ❸鍋にAを合わせ、沸騰したところに❷のいかを入れ、1分半煮ていったん取り出す。

  • ❹冬瓜を入れ、5分煮たところで厚揚げを入れて5分煮る。いかを戻し、さっと温め直したら器に盛り、ねぎを散らして完成。

フードコーディネーター

薬膳コーディネーター
岩永直子 監修

調理師専門学校を卒業後、和食店で修業。旬の食材で心と体を整える薬膳に魅せられ、薬膳コーディネーターの道に。スーパーでも手に入る旬の食材を使った簡単で体にやさしいレシピが好評。


こんな方に!

夏バテ気味、
乾燥による便秘になりがち


こんな症状に!

冬瓜:便秘、イライラ、不眠
いか:貧血、月経トラブル


食材豆知識

【 冬瓜 】
熱を冷ます、渇きを潤す
【 いか 】
血と津液を補う

残暑厳しいこの時季、体は、暑さを乗りきるため
「気」(エネルギー)をたくさん使います。
また、津液を消耗するので、
夏バテや口の渇き、
疲労などが現れやすくなります。
「冬瓜」は、たっぷりの水分を含んでいて、
熱を冷まし、渇きを潤します。
血と津液を補う「いか」と相性が良く、
イライラ、不眠、疲労を感じる時に
適しています。
冷たい物の取り過ぎや冷房に
頼り過ぎる寒暖差の疲れにも注意しましょう。

※津液:リンパ液や汗、血以外の体の水分